こんちには、ハタです。
GWに沖縄でダイビング、寒いですか?
GWの沖縄はドライスーツですか?
こんな話をよく耳にします。
気温ももちろん気になりますが、ダイバーが最も知りたいのは、水温情報。
気になる過去の水温をまとめてみました。
水温を観て寒いと思った方。
温めるグッズのご紹介です。
ダイビングで気になる怪我。
治るのに結構苦労したお話です。
GWに潜る沖縄のスーツ選びの参考にしてください。
目次
GWの沖縄平均水温
沖縄のGWの水温はどの程度なのでしょうか。
ハイシーズンになるGWの沖縄の水温をまとめました。
沖縄気象台よりデータを入手
情報を取得したのは、沖縄気象台の「沖縄海域の海面水温情報」。
過去3年分、1982~2020年、過去5年平均のデータが公開されています。
今回は最もデータの多い1982~2020年、39年分のデータからグラフを作成しました。
1982~2020年のGWの沖縄平均水温まとめ
今回は本島(本部)、慶良間諸島、宮古島、石垣島、与那国島近郊の水温データを一覧グラフにしました。
まとめてみると、本島周辺でも慶良間と本部では水温が1℃ほど違います。
本部と与那国島を比べると、3℃近く差がありますね。
宮古島と与那国島でも1℃の差があります。
また、前半から後半になると0.5℃以上上昇。
伊豆(伊東)の年間海水温との比較
この水温は、伊豆の伊東だといつ頃の水温なのでしょうか。
これは伊東の年間水温(2002~2008年平均)です。日本海洋データセンターより頂きました。
慶良間の23℃というと、7月下旬や10月上旬の水温です。
宮古の25℃というと、トップシーズンの8月下旬~9月上旬の水温。
ここからは、もう少し詳細データをみていきましょう。
本島(本部)の海水温
本島(本部)近郊の海水温の平均と39年間の最高最低です。
伊江島とか奄美大島もこのデータが参考になります。
4月までは安定して23℃前後を推移していますが、5月に入ると年によって温かいときもあるようです。
慶良間諸島の海水温
慶良間諸島近郊の海水温の平均と39年間の最高最低です。
慶良間も4月までは安定していますが、5月に入ると温かい年もありました。
温かい年は、GWでも27℃に!
これはもうハイシーズンですね。
5月以降は天候次第といったところでしょうか。
宮古島の海水温
宮古島近郊の海水温の平均と39年間の最高最低です。
水温は25℃から26℃に。
低い年は23.5→24℃程度と比較的温かい。
一方で、最も温かい年は27→28℃とハイシーズンと変わらない水温です。
気温も高くなっているので、寒がりの方でもこの水温ならウエットスーツで潜れますね。
石垣島の海水温
石垣島近郊の海水温の平均と39年間の最高最低です。
平均水温は宮古島よりも温かく、GWはじめでも25.5℃。後半は26℃になります。
高い年は27℃を超え、寒い年でも24℃前後。
ウエットスーツは5mmが基本で、寒さに強い方は3mmでもいけます。
この時期の石垣島は北風が落ち着いてきて、川平湾方面へ行きやすくなります。
ヨナラ水道でマンタを楽しむのもよいですね。
与那国島の海水温
与那国島近郊の海水温の平均と39年間の最高最低です。
GWはじめから26℃近く、後半は26.5℃へ。
伊豆の水温が15℃くらいということを考えると、これは本当に温かいですね。
与那国島と言えばハンマーヘッド。
ここまで水温が上がるとハンマーヘッドの出現率は下がってきますが、ダイビングとしては快適な水温です。
海底遺跡へ行くのもよいですね。
GW沖縄の海水温まとめ
GWの本州は20℃以下でまだまだ寒い。
そんな時は、シーズンインしている沖縄で潜りたい!
気になる沖縄のゴールデンウイークの海水温をまとめました。
沖縄本島と宮古島・石垣島・与那国島は海水温が結構違います。
潜るポイントでスーツを選ぶとよいですね。