こんちには、ハタです。
マリンスポーツの聖地、沖縄。
マスクとシュノーケル、フィンがあればできちゃうシュノーケリングは沖縄で人気。
普段ダイビングで海に慣れている方でも、沖縄の水温は地元ダイビングポイントとは異なります。
地元の海とどのくらい違う?
ウエットスーツは3mm?5mm?そろそろドライ?
何を準備したらよいのでしょうか。
この記事では、気になる沖縄の1月の海水温をまとめました。
沖縄でのダイビングやシュノーケリング、海水浴をするときの参考にしてください。
冬におすすめのダイビング用保温グッズをまとめました。
寒いのに弱い方は、水中カイロを準備するとよいでしょう。
ダイビングで怪我。シュノーケリングでもあり得る怪我です。
治すのに結構苦労したので、記事にまとめました。
目次
1月の沖縄平均水温
沖縄の1月の海水温はどの程度なのでしょうか。
まだ温かい?そろそろ水温が下がってきた?
1月の沖縄の海水温をまとめました。
過去の1月の沖縄平均水温まとめ
沖縄本島(本部)、慶良間諸島、宮古島、石垣島、与那国島近郊の水温データを一覧グラフにしました。
使用したデータは1982年~2020年の39年分。
かなり精度が高いとおもいます。
沖縄の海水温のピークは7月下旬から8月中旬。
そこから徐々に下がり始めて、1月上旬には22.5~24℃。
1月の1カ月間に、1℃ほど下がります。
1月下旬になると、宮古島、石垣島、与那国島は223℃前後。
沖縄本島や慶良間諸島は22℃前後です。
沖縄本島と沖縄離島とで、水温の差が大きくなるのは1月から。
寒いのが苦手な方は、沖縄本島ではなく離島へ行くとよいでしょう。
【参考】伊豆(伊東)の年間海水温との比較
この水温は、伊豆だといつ頃の海水温なのでしょうか。
これは伊東の年間水温(2002~2008年平均)です。日本海洋データセンターより頂きました。
伊東の1月の海水温は14℃前後。
沖縄の23~25℃というと、伊豆(伊東)ではトップシーズンの海水温です。
データは沖縄気象台より入手
今回、情報を取得したのは、沖縄気象台の「沖縄海域の海面水温情報」。
過去3年分、1982~2020年、過去5年平均のデータが公開されています。
今回は最もデータの多い1982~2020年、39年分のデータからグラフを作成しました。
ここからは、もう少し詳細データをみていきましょう。
1月の沖縄本島(本部)の海水温(最大、最小、平均)
沖縄本島(本部)近郊の海水温の平均と39年間の最高最低です。
伊江島や奄美大島もこのデータを参考にしてください。
8月の沖縄本島の海水温はピーク。
9月になると徐々に下がりはじめ、12月末時点で22℃まで下がってきます。
1月の1カ月間では、22.5℃から21.5℃へ。
伊豆の8~9月の水温と変わりませんが、北風が吹くようになり、肌寒くなる時期でもあります。
水温が下がるときは20℃を割る年もあります。
ウエットスーツは5mmでもよいですが、お持ちの方はドライスーツでもよいでしょう。
ウエットスーツはロクハン(6.5mm)がおすすめ。
動きやすく、ドライスーツ並みに温かいので、インナーいらずです。
奄美大島でのダイビング。
ダイビングログを書きました。
奄美大島は見どころがたくさんで料理もおいしい!
1月の慶良間諸島の海水温(最大、最小、平均)
慶良間諸島近郊の海水温の平均と39年間の最高最低です。
沖縄南部もこちらの水温を参考にしてください。
9月上旬まで29℃以上だった慶良間諸島の海水温。
9月中旬から徐々に下がり始め、12月下旬には23℃ちかくになります。
1月は23℃から22℃へ。
この水温になるとお持ちの方はドライスーツのほうが快適です。
ウエットスーツの方は5mmよりもロクハンの季節になります。
慶良間初心者の方へ。
こちらに慶良間情報をまとめました。
冬の沖縄は北風が吹くようになり、陸地も寒くなるのでインナーを準備するのをお勧めします。
フードベストはシャークスキンがおすすめ
けっこう薄いのに、とても温かいと人気です。
1月の宮古島の海水温(最大、最小、平均)
宮古島近郊の海水温の平均と39年間の最高最低です。
9月上旬まで29℃を維持していた宮古島の海水温。
9月中旬になると徐々に下がり始め、12月下旬には24℃になります。
1月になると宮古島は1か月間で1~2℃下がって23℃へ。
寒い年は22℃を割る年もパラパラと出てきました。
1月はウエットスーツ5mmの出番です。
寒さに弱い方は、インナーで調整するか、ドライスーツを準備しましょう。
1月の石垣島の海水温(最大、最小、平均)
石垣島近郊の海水温の平均と39年間の最高最低です。
9月上旬は安定して29℃以上だった石垣島の海水温。
それから徐々に下がり始め、12月下旬には24℃に。
1月は24℃から下がっていき、23℃に近づいてきます。
海水温が低いときは22℃。
寒すぎるということはないですが、寒さに弱い方は防寒を心がけるとよいですね。
ウエットスーツは3mmだと少し寒い。5mmの季節に入ってきてます。
石垣島でダイビングをするなら、こちらをどうぞ。
石垣島がすべてわかります。
1月の与那国島の海水温(最大、最小、平均)
与那国島近郊の海水温の平均と39年間の最高最低です。
与那国島の海水温は、宮古島や石垣島と同じように9月上旬まで安定して29℃以上に。
9月中旬から下がり始め、12月末には24℃に。
1月はそこからさらに下がり、23℃付近になります。
そろそろシーズンですね。
ヤツとはハンマーヘッド。与那国島と言えばハンマーヘッドが有名です。
ハンマーヘッドが見られるのは11月からGWまで。
ハンマーリバーの幕開けです。
ウエットスーツは5mmがおすすめ。
寒さに弱い方はドライスーツの方もいますよ。
1月の沖縄本島及び沖縄離島の海水温まとめ
1月の伊豆の海水温は、15℃を下回る水温になります。
それに対して沖縄の海水温は安定して22~24℃。快適な環境です。
沖縄本島は海水温が下がってくるので少し寒い。ドライスーツでも良い水温です。
動きやすいウエットスーツが好みの方は、フードベストの他にマジックヒーターやまじホなど温めるアイテムを使いましょう。
マジックヒーター
水中カイロ「まじホ」
詳しくはこちらでご紹介しています。
3か月後の沖縄の海水温なんてわからない・・・
そんなときは過去の平均データから推測するのが一番です。
もちろん直前にも確認してくださいね。
1月の沖縄は、徐々に水温が下がってきていますがまだまだ温かい。
いつ行っても潜ることができます。
楽しいマリンスポーツを楽しみましょう。