こんちには、ハタです。
マリンスポーツの聖地、沖縄。
マスクとシュノーケル、フィンがあればできちゃうシュノーケリングは沖縄で人気。
普段ダイビングで海に慣れている方でも、沖縄の水温は地元ダイビングポイントとは異なります。
地元の海とどのくらい違う?
ウエットスーツは3mm?5mm?そろそろドライ?
何を準備したらよいのでしょうか。
この記事では、気になる沖縄の2月の海水温をまとめました。
沖縄でのダイビングやシュノーケリング、海水浴をするときの参考にしてください。
冬におすすめのダイビング用保温グッズをまとめました。
寒いのに弱い方は、水中カイロを準備するとよいでしょう。
ダイビングで怪我。シュノーケリングでもあり得る怪我です。
治すのに結構苦労したので、記事にまとめました。
目次
2月の沖縄平均水温
沖縄の2月の海水温はどの程度なのでしょうか。
まだ温かい?そろそろ水温が下がってきた?
2月の沖縄の海水温をまとめました。
過去の2月の沖縄平均水温まとめ
沖縄本島(本部)、慶良間諸島、宮古島、石垣島、与那国島近郊の水温データを一覧グラフにしました。
使用したデータは1982年~2020年の39年分。
沖縄の海水温のピークは7月下旬から8月中旬。
そこから徐々に下がり始めて、1月下旬から2月中旬が最も低い時期になります。
2月の宮古島、石垣島、与那国島は23℃前後。
沖縄本島や慶良間諸島は22℃前後です。
沖縄本島と沖縄離島とで、水温の差が2℃ほど差が出ます。
寒いのが苦手な方は、沖縄本島ではなく離島へ行くとよいでしょう。
【参考】伊豆(伊東)の年間海水温との比較
この水温は、伊豆だといつ頃の海水温なのでしょうか。
これは伊東の年間水温(2002~2008年平均)です。日本海洋データセンターより頂きました。
伊東の2月の海水温は13℃前後。
沖縄の22~23℃は10℃近い水温差になります。
データは沖縄気象台より入手
今回、情報を取得したのは、沖縄気象台の「沖縄海域の海面水温情報」。
過去3年分、1982~2020年、過去5年平均のデータが公開されています。
今回は最もデータの多い1982~2020年、39年分のデータからグラフを作成しました。
ここからは、もう少し詳細データをみていきましょう。
2月の沖縄本島(本部)の海水温(最大、最小、平均)
沖縄本島(本部)近郊の海水温の平均と39年間の最高最低です。
伊江島や奄美大島もこのデータを参考にしてください。
8月の沖縄本島の海水温はピーク。
9月になると徐々に下がりはじめ、1月は21.5℃前後。
伊豆の9~10月水温と同じくらいです、北風が吹くようになり、沖縄も肌寒くなる時期です。
水温が低いときは20℃を割る年もあります。
ウエットスーツは5mmでもよいですが、お持ちの方はドライスーツでもよいでしょう。
ウエットスーツはロクハン(6.5mm)がおすすめ。
動きやすく、ドライスーツ並みに温かいので、インナーいらずです。
奄美大島でのダイビング。
ダイビングログを書きました。
奄美大島は見どころがたくさんで料理もおいしい!
2月の慶良間諸島の海水温(最大、最小、平均)
慶良間諸島近郊の海水温の平均と39年間の最高最低です。
沖縄南部もこちらの水温を参考にしてください。
9月上旬まで29℃以上だった慶良間諸島の海水温。
9月中旬から徐々に下がり始め、2月は1年で最も寒い22℃前後。
この水温になるとお持ちの方はドライスーツのほうが快適です。
慶良間諸島の島ショップは、この時期を休業期間としているお店も多いです。
慶良間諸島ってどんなところ?
慶良間諸島初心者に向けて、解説記事を書きました。
ウエットスーツの方は5mmよりもロクハンの季節になります。
冬の沖縄は北風が吹くようになり、陸地も寒くなるのでインナーを準備するのをお勧めします。
フードベストはシャークスキンがおすすめ
けっこう薄いのに、とても温かいと人気ですよ。
2月の宮古島の海水温(最大、最小、平均)
宮古島近郊の海水温の平均と39年間の最高最低です。
9月上旬まで29℃を維持していた宮古島の海水温。
9月中旬になると徐々に下がり始め、2月は安定して23℃。1年で最も寒い時期です。
寒い年は21℃前後になることも。
2月はドライスーツでも良いですね。
ロクハンをお持ちの方は準備をしましょう。
5mmしか持っていない方は、フードベストなどインナーで調整です。
2月の石垣島の海水温(最大、最小、平均)
石垣島近郊の海水温の平均と39年間の最高最低です。
9月上旬は安定して29℃以上だった石垣島の海水温。
それから徐々に下がり始め、2月は安定して23℃です。
海水温が低いときは22℃。
寒すぎるということはないですが、寒さに弱い方は防寒を心がけるとよいですね。
寒がりの方は5mmでも寒いので、ロクハンを準備しましょう。
石垣島でダイビングをするなら、こちらをどうぞ。
石垣島がすべてわかります。
2月の与那国島の海水温(最大、最小、平均)
与那国島近郊の海水温の平均と39年間の最高最低です。
与那国島の海水温は、宮古島や石垣島と同じように9月上旬まで安定して29℃以上に。
9月中旬から下がり始め、2月上旬は23℃付近になります。
黒潮の本流が当たる与那国島は、日本で最も早い2月から水温が上がり始め、2月下旬は24℃近くに。
この時期はハンマーヘッドのトップシーズンです。
ハンマーヘッドが見られるのは11月からGWまで。
ウエットスーツは5mmがおすすめ。風が冷たいので、ロクハンでもよいでしょう。
寒さに弱い方はドライスーツの方もいますよ。
2月の沖縄本島及び沖縄離島の海水温まとめ
2月の伊豆の海水温は、13℃前後の水温になります。
それに対して沖縄の海水温は安定して22~24℃。快適な環境です。
沖縄本島は海水温が下がってくるので少し寒い。ドライスーツが快適な水温です。
動きやすいウエットスーツが好みの方は、フードベストの他にマジックヒーターやまじホなど温めるアイテムを使いましょう。
マジックヒーター
水中カイロ「まじホ」
詳しくはこちらでご紹介しています。
3か月後の沖縄の海水温なんてわからない・・・
そんなときは過去の平均データから推測するのが一番です。
もちろん直前にも確認してくださいね。
2月の沖縄は、徐々に水温が下がってきていますがまだまだ温かい。
いつ行っても潜ることができます。
楽しいマリンスポーツを楽しみましょう。