人気のマスクの選び方、ダイビングマスク16選 保有マスクも紹介

こんにちは、ハタです。

 

ダイビングで最初に買うことが多い軽器材、マスク。

ダイビングで使うマスクはどのようなマスクが良いのでしょうか。

ダイビングで使うマスクと言っても、お値打ちなものは3000円から、ハイグレードのものは30000円を超えるものまで。10倍以上の開きがあります。

 

自身が求める機能は十分なのか。

デザインは求めるのか求めないのか。

予備マスクは必要なのか。

 

ダイビング用マスクの選び方とおすすめマスクをご紹介します。

目次

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マスクの選び方①~顔の形に合っていること~

マスクの選ぶポイントはたくさんあります。

そのうちの一つがマスクがご自身に合うかどうか。

合うといっても、フィット感だったり見た目の印象だったりと様々です。

 

フィット感

最も重要なのがフィット感

フィットしているかどうかは試着するしかありません。

 

基本は量販店やファンダイビングのレンタルなどでお試ししてください。

実際に装着できる場合は、ゴムを頭に回さない状態でマスクを着け、鼻で息を吸って数秒間マスクが落ちなければ問題なし、という確認方法があります。

 

試着できる環境にない場合は、女性は女性向きとうたわれている商品が良いでしょう。

男性は男女共用を。女性向けを選ぶと小さい可能性があります。

インスタなどでアップされている写真から商品を検索するのもお勧め。

 

ノーズポケット

一般的にノーズポケットと言われるマスクの鼻部分。

 

ノーズポケットがココが大きいか小さいかで見た目の印象が変わってきます。

写真を撮ってもらうのが好きな方は、ノーズポケットが大きいと表情豊かに見えるのでお勧め

ノーズポケットが小さいとマスククリアがしやすいというメリットがあります。

ノーズポケットの小さいマスクのほうが、レンズが大きいので視野が広い傾向にもあります。

 

ノーズポケットは硬いか柔らかいかで耳抜きのしやすさが変わってきます。

私はノーズポケットが柔らかいものが好みです。

 

どのように見えるのか

マスクはダイビングを快適にするだけでなく、見た目が変わることでその人の印象にも影響します。

マスクが大きいと表情豊かに。

ダイビングは撮ることも撮られることもあるので、どのように見えるかも気になります。

 

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マスクの選び方②~用途に合っていること~

レンズの形状

レンズの形状は視野の広さに最も影響します。

また、見た目の印象にも違いが出るので、写真を撮ってもらいたい方には要チェックポイントです。

 

一眼タイプ

一眼タイプは視野が広め。

フォト派ダイバーに人気です。

 

顔の表情がよく見えるので、お客さんを安心させたいガイドさんが選ぶことが多いとか。

器材を選ぶときに、一眼タイプは空間容量が大きいからマスククリアが大変かも、と言われたりします。

でも実感としては違いを感じたことはありません。空間容量でいえば、フレームレスマスクのほうが有利です。

 

二眼タイプ

二眼タイプは2枚のレンズが使われているタイプ。

眉間の部分にフレームがあるため、視野が若干狭くなります。

 

 

マスクで顔の表情が変わってくるため、好みの表情を作ることができます。

きりっとした表情になるマスクが多いので、男性に人気です。

 

中でも最大のメリットは、度付きレンズに交換できること。

普段コンタクトレンズを使っていても、海水が入ると目が痛いので、海では度付きレンズで潜る方も多いです。

 

フレームレスタイプ

フレームレスマスクは、レンズとシリコンスカートが一体化したマスク。

 

一体化したフレームレスマスクはコンパクト、軽い、視野が広いとメリットが多い。

コンパクトなので、バックアップ用にBCDのポケットに入れておくのもおすすめ。

 

デメリットは、レンズ交換ができない(=度付きレンズにできない)ことです。

日本製が少なく、小顔の方が選びにくいのもデメリットですね。

 

海外、特にヨーロッパでは人気のマスクです。

女性で海外製のマスクを使ってみたい方は、小さめデザインのイタリアメーカー品を選ぶとよいですよ。

 

海女さんタイプ

大きな1眼レンズの海女さんマスクは、正面を見るのに優れています。

遠近感がとりやすく、好んで使うダイバーさんも多い。

 

今まではスカート部分がラバー製しかなかったのですが、最近シリコン製スカートもラインナップに載って、今も昔も人気のマスクです。

私も興味があって買ってみました。

 

シリコンスカート

シリコンスカートは、顔との密着性に影響します。

硬すぎると密着性が悪い。

シュノーケリング用のように柔らかすぎると、レンズの顔への押し付けが強くて痛かったり跡が付いたり。

といっても硬さの判断は難しいです。基本的にダイビング用を選べばOKです。

 

密着性以外に、クリアのシリコンを選ぶと、顔に光が当たって鮮やかになります。

スキンダイバーやインスタグラマーは好んで使いますね。

スキューバダイバーで写真を撮りたいときは、太陽光が強くて画像が見にくい。色付きのシリコンスカートがおすすめです。

もちろん色を変えることで顔の雰囲気も変わってきますよ。

 

シリコン(黒/白)

写真を撮りたいなら、余計な光が入らない黒か白のシリコンスカートがおすすめ。

黒のシリコンスカートだと、より光を抑えられますが、白でもそこまで影響はありません。

私は白のシリコンスカートを使っていますが、写真への影響に気になったことはないです。

 

白だと顔が明るく見えるので、印象が良くなります。

黒だと締まって見えますね。

 

シリコン(カラー)

海でもおしゃれに決めたい方は、好みのカラーのシリコンスカートを選ぶとよいでしょう。

海の中では青系が目立ちにくい。

黄色や白色、ピンク色がきれいに見えるのでお勧めです。

 

シリコン(クリア)

パッと見、きれいでおしゃれに見える透明なシリコンスカート。

実際に付けてみるとわかるのですが、シリコンスカートに押し付けられた顔がきれいに見えないことも。

 

そこだけ注意できれば、太陽の光をしっかり取り込み、顔がはっきりと見えるのできれいに撮ってほしい女性におすすめです。

 

ラバー

最近はほとんど見なくなったラバー製のスカート。

密着性は良いのですが、柔らかすぎるのと耐久性が落ちるため、ダイビングにはあまり向いていません。

 

ダイビング用にはほとんど売られていませんが、海女さんマスクの多くはラバー製なので、購入するときは注意してください。

 

UVカット機能

日焼けが気になる方は、紫外線カット(UVカット)のレンズがおすすめ。

 

UVカット機能あり

 

デメリットは、撮った写真を水中で確認するときに地上と見え方が違うので誤解してしまうこと。

カメラはUVカットしていないのに、見ている自分はUVカットレンズを通してみるので、地上で見たときに「あれ、こんな色合いだったかな?」と思ってしまいます。

写真を撮りたい方は、UVカットレンズじゃないほうが良いかもしれません。

 

UVカット機能なし

 

最近は色が変わりにくい(UVカット機能を抑えた)UVカットレンズも出ていますので、参考にするとよいでしょう。

 

価格帯

最後にお値段の話。

軽器材と言えど、いろいろな機能が付いたマスクはけっこう良い値段になります。

高いものだと3万円を超えたり。

お値打ちなマスクだと、機能は絞られますが、5000円以下で購入できます。

 

必要なマスクを複数チョイスして、最後は価格で決めていくのもマスクの選び方の一つじゃないかなと思います。

 

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おすすめマスク16選~女性向けも紹介~

UVカットレンズのマスク

今の時代、紫外線を防ぐにもUVカット機能のあるレンズは重要な選択肢です。

日焼けしたくない女性も、選びたい機能の一つですね。

 

ただし、カメラ撮影が好みの方は要注意!

マスクでUVをカットしてもカメラのレンズはUVカットされていません。

つまり、自分自身で見た色とカメラを通じて見た色が異なるということになります

 

①Paragon S(TUSA)

Paragon SはTUSAが本気で作ったTUSA史上最高峰のマスク。

UVカット機能をはじめ、視野の広さやデザインにこだわったマスクです。

お値段が高くなっていますが、プロダイバーに人気があり、本気でダイビングを続けたい方がよく購入しています。

 

②VADER fanette(Gull)*女性におすすめ

VADER fanetteは、曲線の美しさと高性能を誇る「VADER」を小顔向けにアレンジしたマスク。

丸みを帯びたかわいいデザインなのに視野が広くなるように設計されています。

 

女性が好むカラーバリエーションをそろえています。

 

Nina UVカット(アクアラング)

NINAマスクはアクアラング(Aqualung)のエントリーマスク。

そのマスクにUVカットレンズが標準装備した商品です。

 

価格を抑えつつUVカット機能があるのはうれしいですね。

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一眼タイプのマスク

coco(Gull)*女性におすすめ

ダイビングのライセンスを取ったときに、これかわいいな~!と選ばれるのが多いのがGullのcocoです。

 

日本人女性専用設計で、女性に合わせた丸みのあるデザインが特長。

 

LIBERTY TRISIDE(Cressi)

かっこいい!と人気なのがCressiのLIBERTY TRISIDE。

一眼であることを前面に生かした3面レンズなので、視野が広くてワイド派ダイバーに人気です。

 

割とお値打ちな価格帯なのも魅力です。

 

二眼タイプのマスク

Mantis(Gull)

二眼タイプで不動の人気なのがマンティス。

 

安定感のあるデザインは、無難と言えば無難ですが、だからこそ人気なんです。

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X Vision Chrome Liquidskin(Mares)

マレスからは個性的なデザインのマスクをご紹介。

個性を出したいということで、日本よりも海外で人気です。

 

さすがイタリア製!と思われるようなセンスの良いデザインですね。

 

フレームレスタイプのマスク

他のマスクにはないフレームレスマスクのメリット。

それは、軽量かつコンパクトであること

 

フレームがないので、軽くなり、マスク自体の厚みも薄くなります。

ダイビング器材は重たいので、少しでも軽量化したいですね。

また、BCDのポケットに入れておいて、予備マスクで準備しておくと安心です。

プラスワンのマスクとして持っておきたい一つですね。

 

Maxlux S(Beuchat)

一番おすすめなのがBeuchatのMaxlux。

ドイツメーカーBeuchatのMaxluxは軽くてコンパクト。

私も使っていますが、視野がかなり広いのは特におすすめポイント。

 

カラーバリエーションがすごい!

私はココに載っていない白をもっています。

 

数色そろえて気分に合わせて色を変えたくなりますね。

 

F1 Frameless Diving Mask(Cressi)*女性におすすめ

CressiからはF1をご紹介。

F1はマスクの空間容量が小さく、使いやすい。

イタリア製らしくコンパクトに作られているので、比較的女性にもおすすめです。

 

日本でもお値打ちに購入できるCressiは、安物?と思われることもありますが、世界的メーカーの一つですよ。

 

Mantra Diving Mask(SEAC)

SEACからはMantraをご紹介します。

どのフレームレスマスクも同じですが、フレームがない分コンパクトなつくりになっています。

 

 

比較的お値打ちなマスク、シリコンも柔らかくて使いやすいですね。

 

MF-FRAM(Bism)

日本メーカーによるフレームレスマスクのラインナップは少ないですが、

Bismからフレームレスマスクが出ています。

 

重器材で人気のBism、レギュレータとセットで購入する方も多いですね。

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海女さんタイプのマスク

海女さんマスクは昔から結構使われています。

ダイビング用として売っている量販店が少ないので目にすることが少ないですが、根強い人気があります。

 

石垣島のガイドさんが使用されていました。

石垣島へ始めていかれる方は、こちらをどうぞ。

石垣島のおすすめポイントがすべて載っています。

 

Eマスク(アクアラング)

アクアラングからは、Eマスク。

スカートがラバー製ですが、とてもお値打ちに購入できます。

 

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アクアプロシリコン GM-1085(Gull)

Gullのアクアプロシリコンはシリコンスカートの海女さんマスク。

鼻を抑える部分が少々使いにくいのが難点です。

 

 

Super Compensator(Beuchat)

ブッシャー(Beuchat)のSuper Compensator世界的に最も使われている海女さんマスクの一つ。

今まではずっとラバースカートのものしかなかったのですが、2020年、シリコンスカートの海女さんマスクが登場!

私の知り合いのガイドさんも「やったーー!!」と購入していました。

日本ではなかなか手に入らない逸品ですが、興味がありましたら手に入れたいマスクです。

 

お値打ちなマスク

Platina(TUSA)

TUSAのPlatinaは、エントリーモデルとして有名なマスクです。

お値打ち、レンズ交換可能と使いまわしが良いので、講習で使ったことがある方も多いはず。

 

3000円台から購入できるので、初めてのマスクや予備マスクとして持っておいてもよいでしょう。

TUSA マスク PLATINA プラチナ
TUSA

 

NINA(アクアラング)

TUSAのPlatinaと並んでエントリーモデルとして有名なのが、アクアラングのNINA。

こちらも度付きレンズに交換できるので、エントリーモデルとして多く出回っているマスクです。

 

4000円前後から購入できるので、初めてのマスクや予備マスクとして持っておいてもよいでしょう。

 

私が保有するマスク

ここからは私が買ったマスクのご紹介です。

最初に買ったマスク

最初に買ったマスクはTUSAのPratina M20。

 

これは体験ダイビングとかレンタルで使われる、超お値打ちなマスクです。

ダイビングを始めたばかりのときによくわからず購入しました。

5年くらい使ったかな。レンズの劣化により新しいマスクに交換したので、今は保有していません。

 

 

今のレギュラー

数年前から使っているのが、BeuchatのMaxlux S。

 

 

このマスクの気に入っているポイントは、けっこう多い。

  • フレームがない
  • マスク全体が白
  • 軽い
  • 視野が広い
  • ノーズポケットが大きくて表情が良い
  • ノーズポケットが柔らかくてつまみやすい

 

しばらく使い続けるつもりですが、UVカット機能のないことが欠点です。

ということで、2022年のレギュラー候補を準備しました。

 

2022年のレギュラー候補

2022年のレギュラー候補は、ApeksのXV1。

 

白シリコンでフレームレス。そしてUVカット機能付き。

Maxlux Sから「軽い」を削って「UVカット」機能を追加したイメージです。

 

Apeksは日本で購入すると高い。

アメリカのAmazonに売っていて、日本まで13ドルくらいの送料で発送してくれるので、日本Amazonの2/3くらいで購入することができます。

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気になるマスク

今気になっているのは、海女さんマスク。

海女さんマスクはとても見やすいと聞いています。

ラバースカートだったり鼻がつまみにくいのは嫌だなと思ってたのですが、Beuchatからシリコンスカートの商品が出たので気になっています。

 

友人から購入してほしいと依頼があったので、実は手元にあります(現時点)。

これは渡してしまうのですが、かなり気になってきたので自分でも買うかもしれません。。

 

 

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