こんちには、ハタです。
マリンスポーツの聖地、沖縄。
マスクとシュノーケル、フィンがあればできちゃうシュノーケリングは沖縄で人気。
普段ダイビングで慣れている方でも、沖縄の水温は地元ダイビングポイントとは異なります。
地元の海とどのくらい違う？
ウエットスーツは3mm？5mm？
何を準備したらよいのでしょうか。
この記事では、気になる7月の過去の水温をまとめました。
沖縄でのダイビングやシュノーケリング、海水浴をするときの参考にしてください。
ダイビングで気になる怪我。
治るのに結構苦労したお話です。
目次
7月の沖縄平均水温
沖縄の7月の海水温はどの程度なのでしょうか。
7月の沖縄の海水温をまとめました。
過去の7月の沖縄平均水温まとめ
今回は本島(本部)、慶良間諸島、宮古島、石垣島、与那国島近郊の水温データを一覧グラフにしました。
使用したデータは1982年～2020年の39年分。
かなり精度が高いとおもいます。
7月はじめは28℃だった沖縄本島の海水温が7月後半には29℃を超えていきます。
離島の海水温は7月中ずっとトップシーズンですね。
【参考】伊豆(伊東)の年間海水温との比較
この水温は、伊豆だといつ頃の水温なのでしょうか。
これは伊東の年間水温(2002～2008年平均)です。日本海洋データセンターより頂きました。
沖縄の28～29℃というと、伊豆(伊東)ではトップシーズンの8月下旬～9月上旬の水温。
データは沖縄気象台より入手
情報を取得したのは、沖縄気象台の「沖縄海域の海面水温情報」。
過去3年分、1982～2020年、過去5年平均のデータが公開されています。
今回は最もデータの多い1982～2020年、39年分のデータからグラフを作成しました。
ここからは、もう少し詳細データをみていきましょう。
7月の沖縄本島(本部)の海水温(最大、最小、平均)
沖縄本島(本部)近郊の海水温の平均と39年間の最高最低です。
伊江島や奄美大島もこのデータを参考にしてください。
7月はじめは28℃。7月後半には29℃を安定して超えるように。
1年で最も温かい時期になります。
3mmでも十分の水温になります。
奄美大島でのダイビング。
ダイビングログを書きました。
奄美大島は見どころが多くて最高です。
7月の慶良間諸島の海水温(最大、最小、平均)
慶良間諸島近郊の海水温の平均と39年間の最高最低です。
慶良間も梅雨明けした6月から上昇した海水温が8月にピークに達します。
この水温になると、3mmで十分です。
海水温が低い年でも、7月後半になると安定して27℃を超えてきます。
7月の宮古島の海水温(最大、最小、平均)
宮古島近郊の海水温の平均と39年間の最高最低です。
宮古島は6月からずっとトップシーズンが続いていて、7月はずっと29℃です。
年によっては27℃まで下がることもありますが、それでも十分温かいですね。
ここまで海水温が上がってくると、ウエットスーツは3mmで十分です。
7月の石垣島の海水温(最大、最小、平均)
石垣島近郊の海水温の平均と39年間の最高最低です。
石垣島の平均水温は宮古島よりも温かく、6月はじめからトップシーズンの27℃超え。
7月は安定して29℃です。
海水温が下がるときでも27℃を下回ることがないのはうれしいですね。
石垣島でダイビングをするなら、こちらをどうぞ。
石垣島が一通りわかります。
7月の与那国島の海水温(最大、最小、平均)
与那国島近郊の海水温の平均と39年間の最高最低です。
与那国島の海水温は、宮古島や石垣島と同じように安定して29℃以上に。
与那国島と言えばハンマーヘッド。
ハンマーヘッドが見られるのはGWまでなので、与那国島のダイビングはオフシーズンになります。
一方で、冬に多い工事業者も少なくなり、のんびり潜るには良いシーズンです。
海底遺跡へ行くのもよいですね。
7月の沖縄本島及び離島の海水温まとめ
7月の本州の海水温は20℃台になって、ウエットシーズン到来です。
それに対して沖縄の海水温は29℃と最高の環境になります。
3か月後の沖縄の海水温なんてわからない・・・
そんなときは過去の平均データから推測するのが一番です。
もちろん直前にも確認してくださいね。
7月の沖縄は、水温が安定。いつ行っても潜ることができます。
一方で、台風がやってくるのもこのシーズン。
台風の進路は要チェックしておきましょう。
